北海道苫小牧市 廃タイヤ撤去に助成金
2016/10/20
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北海道苫小牧市の樽前町内会は、町内の私有地に大量に投棄されている廃タイヤを撤去するため、北海道産業廃棄物協会に申請していた2016年度適正処理等支援事業が採択された。
同事業は、自治体などによる不法投棄された土地の現状回復や不適正処理防止の取り組み支援が目的で、採択されると、助成金の交付や資機材などが提供されるというもの。
廃タイヤは、2003年頃から計13,000本ほど私有地に不法投棄され始め、洗濯機やパチンコ台なども投棄されてるといい、近隣住民から不安の声が上がっている。
現在、事業スケジュールを調整中で、来年の1月から2月頃には撤去し、その後、撤去されたタイヤはボイラー燃料などにリサイクルする予定だという。
今年度、根室管内中標津町の「不法投棄防止のための監視カメラの設置」も同協会の事業採択を受けている。