環境省 平成28年度 学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3R促進モデル事業に係る実施市町村の決定について
2016/07/01
環境省
環境省では、平成27年度から、学校給食に伴い発生する廃棄物の3Rの促進を図り、市町村と地域、学校が連携し、食育・環境教育活動に取り組むためのモデル事業を実施している。今年度は、審査委員会において、市町村からの提案を審議した結果、京都府宇治市、千葉県木更津市の2市で事業を実施することを決定した。
平成28年6月に環境省がとりまとめた「食品廃棄物等の利用状況等(平成25年度推計)」では、食品廃棄物の発生量やその処分量について推計している。それによると国内の食用仕向量8,339万tのうち、食品関連事業者から排出される事業系廃棄物と有価物の計は、1,927万t。そのうち可食部分と考えられる量は330万t。また、一般家庭から排出される家庭系廃物870万tのうち302万tが可食部分という。
食品廃棄物を継続的に発生させている学校給食用調理施設について、食品ロス削減国民運動の一環として食品ロス削減などの取り組みを実施し、調理くずや食べ残しなどの食品残さのリサイクルを推進することが必要とされている。
決定したモデル事業の内容は以下の通り。
京都府宇治市 [PDF 391 KB]
千葉県木更津市 [PDF 424 KB]