熊本地震の災害ごみ処理進まず
2016/04/25
ニュース
熊本地震で甚大な被害を受けた益城町では、災害ごみの収集が追い付いておらず、仮置き場も不足している状態が続いている。このため、ごみが長時間放置されていることから起こる異臭問題や道路脇に積まれた廃棄物により道を塞がれ交通渋滞を巻き起こすなど多くの問題が発生している。
熊本市では、収集車約200台を稼働させているが、益城町のごみ焼却場が被災し停止状態な上、人員不足もあり、回収はさらに時間がかかりそうだ。
平成23年に発生した東日本大震災では、甚大な津波被害を受けた宮城県石巻市のがれき撤去に3年を要したと言われいる。熊本市は、他市の協力を得て、迅速に作業を進めたいとしている。