日立造船、ラオス・ビエンチャン市でバイオガス供給の事業化を検討
2015/07/23
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日立造船は、環境省の委託で、ラオスの首都エンチャン市にて、メタン発酵施設建設とバイオガス供給事業を行う検討を始めた。2015年度中に現地調査に入り、事業が可能かの判断を行う予定。
同事業は、埋め立て処分される有機廃棄物の減容化と最終処分場の延命化を図り、温室効果ガス排出量の削減により2国間クレジット制度(JCM)でのプロジェクトとして登録を目指すもので京都市などとの共同提案。
ビエンチャン市内の飲食店やホテルなどから有機廃棄物を回収し、それを利用したメタン発酵施設を建設し、発生したバイオガスを液化石油ガス(LPG)代替燃料として供給することを検討したいとしている。