産廃撤去命令違反容疑で建設会社役員逮捕 石岡
2015/04/17
ニュース
石岡署は16日、廃棄物処理法違反(改善命令違反)の疑いで、石岡市石岡の建設会社役員男性(48)を逮捕した。改善命令違反による逮捕は県内初という。
逮捕容疑は、建物解体工事で発生した木くず、がれき、廃プラスチックなどの産業廃棄物を同社管理の敷地内に保管していたが、保管量の上限を超えたことなどから県県南県民センター長から昨年8月5日までに全量撤去するよう求める改善命令を受けたにもかかわらず、期日までに撤去せず命令に違反した疑い。
今年1月、同センター長が同署に告発していた。同署によると、男性は容疑を認めているという。
同署によると、逮捕時に保管されていた産廃は10㌧ダンプ127台分にあたる計825立方㍍。同センターは2007年5月から同社に指導を始め、11年4月以降は撤去されないまま保管量が増えていたという。
出典:常陽新聞