産廃大量放置事件 県が現地の状況調査 (山梨県)
2015/03/02
ニュース
北杜市に産業廃棄物が無許可で大量に放置された事件を受け、県は27日、周辺に影響があるかどうか現地を調査した。
放置されていたのは下水道にたまった泥や残飯などを混ぜた混合汚泥肥料で、放置量は約1万トンに上る。職員らは廃棄物から悪臭が出ていないか調べた他、近くの水路や河川の水を採取して水質に問題がないかを確認した。県は今回の結果を基に、今後さらに詳細な調査を行うか検討する方針。
県環境整備課の担当者は「違法性のあるものが違法に置かれている認識であり、撤去を指導していく」としている。この産業廃棄物をめぐっては今月10日、市内の会社役員の男と静岡県の会社役員の男が逮捕されている。
引用:山梨放送