不法投棄物:山林などで回収 七ケ宿ダム湖周辺 /宮城
2014/11/19
ニュース
町と国、県、NPO団体などで組織する「七ケ宿町廃棄物不法投棄防止対策連絡会議」は17日、七ケ宿ダム湖周辺の山林などで、不法投棄された廃タイヤや家電製品などの回収作業を実施した。
ダム湖は仙塩・仙南地域の7市10町、約183万人の水がめとなっており、連絡会議はその水質の保全を目的に2007年12月に設置された。毎年、ダム湖周辺で不法投棄物の回収作業や、パトロール、投棄防止を呼び掛ける看板設置などの防止対策に取り組んでいる。
この日は約35人が参加。3班に分かれ、クレーン付きトラックなどを使用して山林内に放置されたタイヤ、家電、家具類などを回収、1時間ほどで3トン積みの荷台がいっぱいになった。町の担当者は「年々減少傾向にあるがまだまだ不法投棄は多い。ゼロを目指し取り組みたい」と話していた。
出典:毎日新聞