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NSW、最適な収集ルート算出する「スマートごみ箱」発売

2014/10/24

ニュース

日本システムウエア(NSW、東京都渋谷区)は23日、国内初のスマートごみ箱「ビッグベリー・ソーラー」の販売を開始する。

米国ビッグベリー・ソーラー社との間で、国内独占的販売代理店契約を締結。同日から自治体や教育機関などの公共エリア、大型商業施設向けのごみ収集に適したスマートごみ箱として、ビッグベリー・ソーラーを販売する。

ごみの蓄積状況を携帯電話網を介して発信するごみ箱と、ごみ箱個々の情報を随時集計して最適な収集ルートを算出する管理コンソールで構成される。

ごみが溜まったごみ箱のみを選択して収集計画を立てることができ、収集ルートの最適化による作業時間の短縮や燃料代の削減、ごみ収集従事者の人員配置やごみ箱設置場所の最適化などが可能になる。

また、スマートフォンやタブレット端末などで個々のごみ箱の状況を確認できるため、担当者は外出先から確認できる。

現在、米国ではフィラデルフィア市で500台以上、ボストン市で600台以上など、自治体、ジョージア大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などの教育機関で広く導入されている。米国以外でも45か国以上が導入している。

ごみ箱は、内部の蓄積状況を知らせる機能を持つ「スマートベリー」と、通信機能に加えて内部のごみを自動的に圧縮する機能を持つ「ビッグベリー」の2タイプを販売。

どちらのタイプも箱上部のソーラーパネルで発電・蓄電する。ビッグベリー・ソーラーの価格はオープンだが、導入規模などに応じて1台あたり25-45万円程度を想定している。

NSWでは今後、自治体、教育機関をはじめ、遊園地やショッピングモール、スタジアムなどの大型商業施設、観光地や公共機関などを対象に2年間で200台の導入を目指す。

出典:LogisticsToday

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