エコキャップ運動:ポスト贈る 推進協、リサイクル率日本一の大崎町に /鹿児島
2014/09/29
ニュース
ペットボトルキャップの再資源化に取り組むNPO法人「エコキャップ推進協会」(事務局・横浜市)が、資源リサイクル率7年連続日本一の大崎町にエコキャップ回収ポストを贈呈した。町と協会が5月に調印したエコキャップ運動協働宣言書に基づく贈呈で、第1号は町中央公民館に設置された。今後は町内の小中学校全7校にも導入する予定だ。
同協会が提唱するエコキャップ運動は、趣旨に賛同する地域や企業、団体、個人が集めたペットボトルのキャップをリサイクル業者へ売却。その売却益は協会に寄付され、発展途上国の子供たちへのワクチン購入に役立てられる。2011年には、東日本大震災の被災地支援の義援金にも充てられた。
19日、町役場で贈呈式があり、東靖弘町長が「若い人が地元に産業をつくるような活力につながれば」と期待を込め、同協会の矢部信司理事長が「キャップを通じた町おこしができるではないか」とあいさつした。
式には、運動の趣旨に賛同する町内外のリサイクル関連企業7社が出席し、意見交換。それぞれの分野で協力していくことを申し合わせた。
出典:毎日新聞