経産省・環境省、自動車リサイクル法の見直し議論開始
2014/08/22
ニュース
経済産業省と環境省は自動車リサイクル法の見直しを始めた。21日に産業構造審議会(経産相の諮問機関)と中央環境審議会(環境相の諮問機関)の合同会合を開催。
(1)自動車の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進と質の向上。
(2)自動車リサイクル制度の安定的で効率的な運用。
(3)今後の自動車リサイクル制度のあるべき姿―の観点から検討する。2015年1月以降に報告書を取りまとめる方針。。
自動車リサイクル法は使用済み自動車の適正処理やリサイクルの推進を目的に制定。前回の見直しから5年以内での検討が示され、今回議論を始めた。。
事務局と業界団体からは自動車リサイクル制度に関する取り組み状況を報告。シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類の処理状況や、前回の見直しで課題に挙がった再利用部品の利用促進や環境配慮設計の推進などの状況も紹介した。
出典:日刊工業新聞