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豊島の産廃問題:産廃・汚染土9000トン増 完了は17年2月に /香川

2014/06/23

ニュース

 土庄町の豊島に不法投棄された産業廃棄物について、浜田恵造知事は20日開会した定例県議会の本会議で、4月に初めてレーザーを使って測量し直した結果、昨年度末比で産廃と汚染土壌の総量が、約9000トン増えて計約92万トンに達するとの見通しを示した。一方で、処理計画の完了は2017年2月ごろと、予定より1カ月短縮されるとしている。

 県廃棄物対策課によると、昨年、これまでと別の区域で新たに産廃が確認されたことに加え、産廃の密度が当初予想より高いことが分かり、産廃の総量は前年度比で1万7000トン増の85万3000トンとなった。一方、廃棄物直下の汚染土壌については、体積と重量が減少して同8000トン減の6万7000トンとなり、合計では総量が約92万トンとなった。

 2月県議会で、浜田知事は1月に実施した簡易測量の結果、1万数千トン増加すると公表し、処理完了が17年3月になるとの見解を示していたが、下方修正することになった。

 ただ、今回発表した産廃などの総量は、これまでの掘削実績や処分地の表面積などを元に算出している。廃棄物層が想定よりも深い場所で確認されると今後総量は増える可能性もある。

 県は測量の詳細な分析を進め、7月に開催予定の「豊島廃棄物等管理委員会」で報告するとしている。

出典:毎日新聞

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