リマテック九州工場 秋にも操業再開へ(5/26 19:05)
2014/05/27
ニュース
去年12月の火災で県から操業停止処分を受けた臼杵市野津町の産業廃棄物処理工場が秋にも工場を再開する方針を固めました。リマテック九州工場は去年12月、水素爆発による火災が発生し、施設が全焼しました。調査の結果、廃棄物として搬入されたアルミと強アルカリの化学反応が起きたことが火災の主な要因とわかりました。県は今年1月工場を4か月間の操業停止処分としています。リマテック九州工場では17年前にも工場火災が発生し、従業員1人が死亡。重大事故が発生した場合、工場の撤退を盛り込んだ協定が住民との間で交わされていました。今回の火災をうけて会社は住民説明会を開き、新しい設備の設置など、再発防止策を提示。その結果、住民側の合意を得られたとしています。リマテックは6月にも処理施設の設置許可などを県に申請し、10月をめどに操業を再開させたい考えです。また地元住民との間で安全対策を盛り込んだ新たな協定を交わす方針です。
出典:OBS大分放送ニュース