家庭ごみ装い産廃300キロ 不法投棄容疑、2人逮捕 静岡
2014/05/09
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静岡南署と県警生活経済課は8日、廃棄物処理法違反の疑いで御前崎市池新田の会社員の男(48)と、焼津市五ケ堀之内のアルバイトの女(22)の両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は2013年12月13日ごろから今年2月25日ごろまでの間、25回にわたり、静岡市駿河区内の家庭ごみ集積所十数カ所に、廃プラスチック類や紙くずなどの産業廃棄物計約300キロを不法投棄した疑い。
同署によると、容疑者らは、静岡市の家庭用指定袋に一般家庭ごみと混ぜて産業廃棄物を捨てていた。市から収集業務の委託を受ける市環境公社の職員らが異物の混入に気付き、ごみ袋に警告シールを貼り注意を促したが、放置されたままだったため同署に通報した。
同署は、ごみの内容物から排出元を特定するとともに、ごみ集積場の近隣住民の目撃情報などを基に捜査していた。2人の勤める産業廃棄物請負会社が関わっていた可能性も視野に、さらに調べを進める。
出典:静岡新聞