小型家電の無料回収スタート 駒ケ根市
2014/04/07
ニュース
駒ケ根市は5日、小型家電の無料回収を始めた。回収場所になっている大田切リサイクルステーションには、使わなくなったパソコンや炊飯器などが次々に市民から持ち込まれた。
昨年4月施行の小型家電リサイクル法に基づいた取り組みで、小型家電に含まれている金属を再資源化する狙い。国が認定した事業者に引き渡し、金属を取り出す。家電リサイクル法の家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機・乾燥機)は対象外になっている。
リサイクルステーションには午前9時の開場直後から続々と市民が訪れ、ラジカセやトースター、携帯電話、電灯、ゲーム機などを置いていった。パソコンを出そうとしたものの、係員に「データは消しましたか」と念を押され、心配になって持ち帰る人もいた。
スピーカーやアンプ、レコードプレーヤーなど古いオーディオセット一式を持ち込んだ男性は、「家で『断捨離』が始まったところなのでありがたい。助かります」と話していた。
リサイクルステーションは毎週土、日曜日の午前9時~午後4時30分に開いている。
出典:長野日報