不法投棄防止PR/屋島でクリーン大作戦
2014/03/03
ニュース
地域住民やボランティアらが不法投棄されたごみなどを回収する「第13回屋島クリーン大作戦」が2日、香川県高松市屋島西町の長崎ノ鼻周辺などであった。約1700人が参加し、1時間半ほどの作業で約9トンを回収した。
屋島地区では海岸線を中心に不法投棄が後を絶たないことから、毎年住民らによるクリーン作戦を実施。地域ぐるみで美化意識の高揚と、不法投棄防止のPRに努めている。
今回は、瀬戸内海の国立公園指定から80周年の節目を迎えることから、同公園内に位置する屋島山上も清掃エリアに加えた。
参加者は、浦生海岸や屋島少年自然の家周辺など7カ所に分かれて清掃活動を展開。歩道脇に落ちた紙くずや砂浜に流れ着いた木くず、ペットボトルなどを拾い集めたほか、茂みに捨てられたタイヤなどを回収した、
またこの日、清掃活動に合わせて地元の屋島小学校(岡静子校長)の児童約50人が、屋島の活性化などを目的に育ててきたナデシコなどのプランター80基を山上の休憩所に設置。観光客らに屋島の魅力が伝わることを願いながら、屋島の見どころや観光客へのメッセージを書いたプレートを鉢に取り付けた。
出典:四国新聞社