輸出鉄スクラップ入札、想定を下回り不成立-大阪金属リサイクル協組
2014/02/14
ニュース
大阪金属リサイクル工業協同組合が13日実施した2月契約の輸出向け鉄スクラップ(H2相当)入札は、同組合が想定した最低落札価格を下回り、不成立となった。同日関東鉄源協同組合が実施した輸出入札の落札価格は前月を2350円(約6・6%)下回る3万2995円で成立しており、その価格をさらに下回る応札価格で、低いと判断したもよう。
輸出入札が不調に終わったことで、輸出相場の弱基調が鮮明となった。輸出価格に引きずられて下落する国内市況がさらに弱含む可能性も出てきた。落札数量は3000トンを予定していた。不成立は2010年8月契約以来となる。
出典:日刊工業新聞