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豊田通商、昭和メタル 中国で自動車解体リサイクル事業に共同参入

2014/02/06

ニュース

 豊田通商は5日、中国で自動車解体リサイクル事業に参入すると発表した。昭和メタル(埼玉県越谷市)と共同で中国の使用済み自動車の解体・リサイクル会社に出資、月末に工場の開所式を行い、本格稼働する。

 中国は米国に次ぐ世界第2位の自動車市場で、使用済み自動車は2020年に現在の2倍以上の約1000万台に増加する見通しだが、機械による解体処理が遅れている。自動車の解体リサイクルが追い付かず、環境問題になっていることを踏まえ、まず、需要がある北京で参入する。

 豊田通商は子会社の豊田メタルを通じて日本国内で約40年の自動車解体リサイクルの実績があり、このノウハウを中国で展開する。

 資本参加したのは、北京博瑞聯通汽車再循環利用科技で、豊田通商グループが32%、昭和メタルが8%出資した。出資額は合計で約8000万円で、中国政府から認可を得た。すでに設備を導入し月間処理能力は1000台。四川省成都市での展開も検討している。

出典:SankeiBiz

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