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名古屋市:小型家電を回収へ 希少金属など活用−−来月から /愛知

2014/01/06

ニュース

 名古屋市は2月1日から、携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電のリサイクルを開始する。小型家電に含まれる貴金属や希少金属(レアメタル)の有効活用につなげるのが狙い。区役所やスーパーなど市内51カ所に回収ボックスを設置し、年約40トンの回収を見込んでいる。

 市環境局によると、従来、小型家電は不燃ごみや粗大ごみとして回収、ほとんどが埋め立て処分されており、内部に含まれる貴重な金属を取り出して活用する仕組みはなかったという。

 2月からのリサイクルは、小型家電リサイクル法施行を受けた環境省の実証事業として行われ、回収ボックスの設置費用などは国が負担する。回収対象となるのはパソコンやファクス、ゲーム機など約60品目に上る(大きさは縦15センチ、横40センチ、奥行き25センチ以内)。

 家庭などで不要な小型家電が生じたら、自分で回収ボックスに持ち込む。廃棄にかかる市民の費用負担はないが、個人情報などのデータがあるものは削除しておく必要がある。ボックスに持ち込まれた家電は、国が認定する業者が買い取る形で回収し、市が得る収益はごみ処理関連の事業に充てられる。

 実証事業の期間は3月末までだが、市は4月以降も市費で事業を継続する。県内では豊橋市や瀬戸市などで小型家電リサイクルが既に行われている。

出典:毎日新聞

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