家庭ごみの資源化推進 大津市、1月から紙類を分別回収
2014/01/06
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大津市は、老朽化した大津クリーンセンター(同市大石中6丁目)を来年3月末で廃止することで市のごみ処理能力が落ちるため、1月から、古紙やプラスチックごみの回収を強化する。リサイクルを進めてごみ全体の減量を図るとしている。
市が2013年8月に実施した家庭ごみの内容に関する調査では、資源古紙の割合が生ごみに次いで2番目に多く15・4%を占めた。プラスチック容器包装も13・8%と3番目に多かった。
市は、紙ゴミとプラスチック製容器包装を資源としてリサイクルを進めることで、ごみの減量を図れると判断した。生ごみについても、水分が約60%含まれているため、水切りの徹底を呼びかける。
1月から新たに古紙を含む紙ごみの回収を月2回行う。新聞やチラシ、段ボール、雑誌、雑紙(コピー用紙や菓子箱など)の4種類に分け、ひもでくくって集積所に出す。プラスチック製の容器包装のごみは回収を増やし、これまで月2回だったのを週1回とする。
市は、1月以降のごみの分け方や出し方を紹介した「おおつごみ分別・減量ガイドブック」を14万2千部作成し、全世帯に配布した。
市廃棄物減量推進課は「プラスチック製のごみは、回収回数が少ないため、燃えるごみに含めて出す市民も多かった。多くの市民に協力していただき、燃えるごみを減らしたい」としている。
出典:京都新聞