平成24年度に発覚した産廃不法投棄量は4.4万トン
2013/12/26
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環境省は、平成25年12月26日、平成24年度の産業廃棄物の不法投棄等の状況について発表した。
新たに発覚した産業廃棄物不法投棄件数は187件で前年度の192件に比べて5件の減少、不法投棄量は4.4万トンで前年度の5.3万トンに比べて0.9万トンの減少であった。
不法投棄廃棄物の種類としては、投棄件数では建設系廃棄物の143件(がれき類95件、建設混合廃棄物26、木くず18件等)が最も多く、全体の76.5%を占めていた。
投棄量で見ても、建設系廃棄物が3.3万トン(がれき類1.9万トン、建設混合廃棄物0.9万トン、木くず0.5万トン、廃プラスチック0.1万トン等)と最も多く、全体の75.3%を占めていた。
また、新たに発覚した産業廃棄物不適正処理数は179件で前年度の1831件に比べて4件の減少、不適正処理量は11.3万トンで前年度の120.9万トンに比べて109.6万トンの大幅な減少であった。
これにより、平成23年度末時点の全国に不法投棄等の残存件数は合計で2,567件となり、前年度の2,610件と比べて、43件の減少、残存量の合計では1,777.3万トンとなり、前年度の1,862.1万トンと比べて84.8万トンの減少となった。
出典:EICネット