廃棄物処理法違反の疑いで、県が高木前市貝町議を告発
2013/12/24
ニュース
市貝町の高木研一前町議(64)が実質的に取り仕切る建設会社が産業廃棄物を不法投棄したとされる問題で、県は20日、廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで高木前町議と妻が社長を務める建設会社「高木組」を茂木署に刑事告発した。同署は同日、受理した。
県廃棄物対策課などによると、高木前町議は今年夏ごろ、知人から請け負った建物の解体工事で排出された木くずやがれき、廃プラスチック、紙くず、古タイヤなどを従業員に指示し、更地となった跡地にそのまま埋めさせた疑いが持たれている。
県の調査に対し、高木前町議は事実関係を認めているといい、10月9日から現場の掘り起こし作業を行った結果、土砂なども混じった量で10トントラック100台分の産業廃棄物が出てきたという。掘り出された廃棄物は県が管理しており、今後高木前町議らに処分させる。
出典:下野新聞