豊田通商が米リサイクル大手と合弁 米にゾルバ処理工場
2021/02/10
ニュース
米国のリサイクル大手オルター・トレーディング・コーポレーションがこのほど、豊田通商の米国子会社である豊田通商アメリカと「アルテック・リサイクリング・LLC」を設立したと発表。
2021年の夏までに選別ラインを稼働させ、米国でのアルミリサイクル事業を強化していく方針。
アルテック・リサイクリングは、オルター社などから調達したシュレッダー後のゾルバを「トウィッチ」(アルミ)と「ヘビー」(銅・亜鉛、真ちゅう、鉛の総称)に選別する工程を実施していく予定。選別した高品質アルミスクラップは、米国内外の需要家に対してアルミ二次合金原料としての販売を目指す。
▷オルター社はミズリー州など八つの州に70にも及ぶリサイクルヤードを持つ大手スクラップサプライヤー。香港などにも営業拠点を展開している。