コジマ、廃家電1954台を不正転売・経産省など発表
2008/03/01
ニュース
家電量販店大手のコジマがリサイクル料金を受け取って回収した廃家電約7万7000台を紛失した問題で、経済産業省と環境省は29日、同社の運搬委託業者が中古市場などに不正転売したとみられる台数が1954台だったと発表した。
同日両省に提出された報告書で「6万6520台は盗難が確認されたか、盗難に遭ったと推定される」としている。
残り約8000台は委託業者の不正転売か盗難か分からなかった。同社によると、メーカーに引き渡さないのに顧客から約2億7000万円のリサイクル料金を受け取ったが、対象廃家電の98%に当たる約7万5000台分は同日までに返金できる見込み。