【古紙在庫】11月末11.3%減|関東商組32社
2022/12/20
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製紙原料の古紙在庫が12カ月連続で前年を下回った。指標となる関東製紙原料直納商工組合32社分の11月末在庫は、段ボール・新聞・雑誌の3品合計で2万3103トンで、前年同月末に比べて11.3%少なかった。
主力の段ボール古紙は同2%減の1万2146トン。古紙問屋は「円安を背景に様々な商品の輸入が減り、それらを包む段ボール箱が減った。回収は多くない。」と語った。
新聞古紙は27.4%減の5615トン、雑誌古紙は9.8%減の5342トンだった。発行部数の減少やデジタル化の進行で、発生の減少が続く。