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松屋フーズHD 4~6月は既存店売上高好調も営業損失2億6800万円

2022/08/10

ニュース

7月29日、松屋フーズホールディングスは23年3月期第1四半期決算を発表した。

発表内容によると、前年の同期比で10.8%増の売上高249億6700万円。

しかし、営業損失は2億6800万円。

前期の損失は6億2000万円多い8億8800万円だった。

営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いて計算する経常利益は28.8%減の14億1800万円。

親会社株主に帰属する最終利益は19%減の8億6500万円だ。

売上高は、出店から1年以上経過した既存店の売上が前年を上回ったことと、前年度以降の新規出店などによる売上増加分が影響したことにより増収となった。

売上原価は、売上高の増加に伴い固定費の割合が低下したことで、前年同期の34.1%から0.5ポイント減少の33.6%に下がった。

また、販売費と一般管理費は、売上高に対する比率が前年同期の69.8%から2.3ポイント減の67.5%と減少した。

重要なのは、売上原価と人件費の合計である「FLコスト」だ。

今回のFLコスト売上高比は、前年同期の68.5%から1.3ポイント減の67.2%へと改善された。

新規出店数は、牛めしが8店舗、その他海外が1店舗出店した。

一方、9店舗が閉店し撤退した。

内訳は、直営の牛めし店が6店舗、鮨店1店舗、その他の海外2店舗だ。

第1四半期連結会計期間末の店舗数はフランチャイズ店を含め、合計1207店舗。

とんかつから牛めしへ業態を変更した3店舗、牛めし店84店舗、とんかつ店185店舗、鮨店9店舗、その他29店舗だ。

設備投資では、新規出店を除く57店舗の設備を改装し、工場生産設備などにも投資を行った。

1年間全体の通期では、9.5%増の売上高1034億円を見込んでいる。

ほか、営業利益10億円、経常利益31億円、親会社に帰属する当期利益14億円を見込んでいる。

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