廃品回収会社社長ら逮捕 無許可で不用品回収し不法投棄か
2020/10/10
ニュース
警視庁は、無許可で家庭ごみを集めて不法投棄したとして、東京・目黒区の廃品回収会社「首都圏サポート」の社長ら3人を逮捕。
同社の社長・松永篤容疑者(45)ら3人は、一般廃棄物の処理業者として許可を受けていないにもかかわらず、東京都や静岡県から出た家具などのごみを運び出した疑いが判明。さらに、作業員ら男女6人も書類送検されました。
警視庁によりますと、松永容疑者らは有料で引き取った粗大ごみなどをリサイクル業者に転売し、余ったごみは会社近くの住宅街のごみ集積場に不法投棄した。不用品回収を110万円という高額で請け負っていたケースもあり、会社は、およそ1年で1億8000万円ほど売り上げていたと想定される。
取り調べに対し、松永容疑者らは事実関係をおおむね認めているものの、容疑を一部否認している。