使用済みペットボトル取引価格上昇 20年度上期4.8%高
2020/03/27
ニュース
社会全体の環境志向に伴い、使用済みペットボトルの取引価格が上昇傾向に向かっている。容器包装リサイクル法に基づき地方自治体が家庭から回収した使用済みボトルの入札では、2020年度上半期分の落札価格が19年度下半期分に比べ4.8%高く取引された。価格の上昇は4期連続を記録しており、飲料メーカーを中心に、使用済みボトルを回収し再利用する動きが広がったことが原因とされている。
一方では、石油化学原料に由来する新品の樹脂の輸入価格が下落している。