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警察は、宮城県石巻市の石油製品販売会社を無許可で産業廃棄物の廃油を収集、運搬したとして廃棄物処理法違反の疑いで、２７日に家宅捜索を実施。
廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索を受けたのは、石巻市にある石油製品などの仕入れ販売を行う「カガク興商」の本社。

警察によると、カガク興商は２０１６年９月以降、県知事の許可を得ずに産業廃棄物の廃油など約３万リットルを石巻市内の取引先から収集、運搬したという疑い。カガク興商は、２０１１年９月１６日までは産業廃棄物の収集、運搬の許可を取得していたが、その後8年もの間にわたって更新を怠り無許可状態となっていた。

警察は、カガク興商から関連する書類などを押収し、容疑の裏付けを進めるほか、取引の際に許可証を偽造していなかったかなど、余罪についても調査する方針。