産廃削減へ相談員 京都府、中小の事業所支援
2008/11/10
ニュース
京都府はこのほど、がれき類や廃プラスチック類など産業廃棄物を排出する府内の事業者を対象にごみ減量化やリサイクル推進に向け、相談や処理業者の情報提供などを担う専任のコーディネーターを庁内に設置した。
コーディネーターとして、廃棄物処理業務の経験がある非常勤職員を週4日配置し、電話による無料相談や、毎週月、水曜日は面談にも応じる。
府によると、府内の産業廃棄物排出量は近年横ばい状態にあり、減量化や少量の廃棄物の分別に苦慮している中小の事業所が多いという。このため相談内容によっては、専門家が現場で指導する「ゼロエミッションアドバイザー」も派遣する。
府は2010年度までに、府内の廃棄物排出量を3%抑制する目標を掲げており、「資源がより有効活用されるよう支援していきたい」としている。
出典:京都新聞