水俣の産廃処分場計画:「市民会議」 市は予定地周辺、風向調査へ /熊本
2008/05/09
ニュース
水俣市内の産業廃棄物処分場建設問題で、計画に反対する市民団体「産廃阻止!水俣市民会議」(会長、宮本勝彬市長)の今年度第1回理事会が市役所であった。事務局の市は予定地周辺の風向や風速調査など今年度の事業計画を提案した。
風向・風速調査は処分場周辺の民家や茶畑、温泉街などへの粉じん飛散の影響を調べるのが狙い。既に周辺3カ所に自動測定器を設置しており、来年3月にかけて調査する。秋にはヘリウムガスを入れた風船による予測実験も実施する。