宮城県石巻市 汚染廃棄物焼却処分開始
2018/11/13
ニュース
11月12日、宮城県石巻市は、原発事故による汚染廃棄物のうち、国の基準(8000ベクレル/kg)以下のものの焼却を本格的に開始した。同市では、今年度中に、保管されている2000~5500ベクレルの稲わら69.8tの焼却処分を完了させたい考え。
同日は、石巻広域クリーンセンターで、500ベクレル/kg以下の汚染稲わら400㎏を一般廃棄物に混ぜて焼却した。焼却炉の放射性セシウム濃度が、同市の基準である400ベクレル以下になるよう混焼率を変更しながら進めるという。
同市の廃棄物対策課は、市民に不安を与えないよう、全ての測定値を公開し、安全に処理していくとしている。