古紙を活用したセルローズファイバー断熱材 本格販売へ
2018/11/13
ニュース
NPO法人体育環境発明機構の「古紙活性化プロジェクト」で、2006年に開発されたマット形状のセルローズファイバー断熱材「エコパルトン」が今年12月から本格的に販売されることになった。販売元は、多摩建材工業。
「エコパルトン」は、新聞紙などの古紙を解繊維の上、綿状にし、ホウ酸を入れた特殊バインダーを加え、マイクロ波加熱でマット状に成型した断熱材。難燃性が高く、防音、調湿、防虫の効果がある。古紙を主原料にしたマット状の断熱材は前例がなく、製造方法は特許を取得した。マット状にしたことで施工が容易になり、専門の施工業者は不要という。
同製品の概要は以下の通り。
熱伝導率 :0.041W/m・k(密度60㎏/㎥・50mm厚)
基本サイズ:幅:450mm、長さ:最大910mm、厚さ:最大60mm
価格 :3000円/㎡(20~60mm厚)
問合せ :042-511-1890