一般ごみに産廃3200トン=府医療センター、30年以上-大阪
2008/03/17
ニュース
大阪市住吉区にある大阪府立急性期・総合医療センター(旧大阪府立病院)が30年以上にわたって、透析廃水や汚泥など約3200トンの産業廃棄物を一般ごみとして処理していたことが14日、分かった。大阪市は廃棄物処理法違反の疑いで近く立ち入り調査する方針。
同センターは1973年から、化学物質の含まれる透析廃水や点滴廃水、汚泥などを一般廃棄物として、松原市の収集運搬業者に処分を委託していた。処分先を確認できる管理票(マニフェスト)を交付しておらず、どこに処分されたか分からないという。