「割りばしリサイクル」が経産省事業に認定
2008/07/29
ニュース
山梨県内の異分野3業者が進めてきた、プラスチック製の割りばしをリサイクルするシステムが28日、経済産業省の中小企業新事業活動促進法に基づく新連携計画事業に認定された。現在、県庁や高速道路パーキングエリア、ホテルなど主に県内で販売・回収しているが、同省の補助を得て、3業者は「二酸化炭素の削減が求められるなかで、本州全体にシステムを広げたい」としている。
3業者は、プラスチック成型の吉村製作所(富士吉田市)▽販売の創造舎(笛吹市)▽リサイクルの国土興産(韮崎市)。回収したはしを国土興産で洗浄・粉砕して原材料に戻し、吉村製作所で再び製作する。昨年11月から頭部分を割って1回だけ使う「割りばしタイプ」(1膳(ぜん)5円から)を宅配・回収していたが、6月に強度が高く1~3カ月使った後に回収する「洗いばし」(1膳100円前後から)も販売、給食センターなどでの利用促進を狙っている。
出典:産経新聞