環境省 産業廃棄物の不法投棄についての調査結果発表
2017/12/28
環境省
環境省は、毎年度、全国の都道府県、政令市など自治体の協力を得て、産業廃棄物の不法投棄について調査し公表している。これは、産業廃棄物の不法投棄等対策に係る政策形成のための基礎資料とすること等を目的としているもので、新たに判明した不法投棄等事案の状況、及び年度末時点の不法投棄等事案の残存量等を調査している。今般、同省は、20016年度分をとりまとめ、公表した。詳細は以下の通り。
■平成27年度に新たに判明した不法投棄事案
不法投棄件数 143件 (前年度165件)-22件
不法投棄量 16.6万t(前年度2.9万t)+13.7万トン
■平成27年度に新たに判明した不適正処理事案
不適正処理件数 261件 (前年度146件)+115件
不適正処理量 40.7万t(前年度6.0万t)+34.7万t
■平成27年度末における残存事案
残存件数 2,646件 (前年度2,583件)+63件
残存量 1,609.7万t(前年度1,594.2万t)+15.5万t
■平成27年度に新たに判明した硫酸ピッチの不適正処理事案
不適正処理件数 0件 (前年度0件) [±0件]