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仙台・荒浜産廃 市、代執行で撤去へ

2010/10/19

ニュース

 仙台市若林区荒浜の廃棄物処理業「ミヤショウ」の敷地に大量の産業廃棄物が放置され、隣接地に土壌汚染が広がっている問題で、撤去などを求めた市の措置命令に同社と関連会社「日生化学工業」(若林区)が従う意思がないとして、市が撤去を代執行する準備に入ったことが15日、分かった。

 市は措置命令で、15日までに撤去作業に入るよう期限を定めたが、2社からそれぞれ文書や電話で「費用が負担できず、撤去できない」などと伝えられたという。

 廃棄物が放置されている周辺は水田で、市廃棄物指導課は「土壌汚染が広がらないよう早期に解決する必要がある」と判断。本年度内に予算を確保し、廃棄物処理法に基づき代執行する方針を決めた。

 撤去費用は2億数千万円程度と見込む。今後、刑事告発も検討するという。

 廃棄物は自動車の解体で出た破砕プラスチックなどで、総重量は約5000トンに上るとみられている。同課は「処理すべき総量を早急に調べ、廃棄物が周辺の水田に飛散しないよう処理方法を検討したい」と話した。

 市が2009年10月以降、現場の環境調査を実施した結果、廃棄物から高濃度の鉛が検出された。土壌汚染や水質汚濁、廃棄物の崩落、飛散を防ぐため市は9月、2社に対し、11年1月末までに撤去作業を終えるよう措置命令を出していた。

出典:河北新報社

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