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「走りながら液肥作り」 生ごみ処理車稼働

2010/04/19

環境省

 鳥取県湯梨浜町で、走行しながら液肥が作れる生ごみ処理車両が稼働している。15日には、生ごみを処理してもらっている同町方地の太養保育園(千石祐正園長)を訪れ、園児たちに披露された。

 液肥を作る生ごみ処理車両は、倉吉市岡の北溟産業と宝塚市の新明和工業が共同開発。車が走行する際のエネルギーを利用して生ごみを処理する。処理機の取り外しも可能で、このタイプの車両は日本では初めてという。

 町が昨年10月から北溟産業に委託し、町内のモデル地区約140世帯と給食施設など10カ所を対象に使用している。

 この日は園児たちに環境への関心を持ってもらおうと同園を訪問。園児たちは処理機に生ごみを入れ、出てきた液肥をバケツに受けて近くの同園の畑まで運び、自分たちが育てている野菜にまいた。

 液肥はコンポストと比べて不純物の除去が容易で、水耕栽培や砂地での畑作などにも使用可能。このため、町は「今後、同車両の使用範囲を広げ、将来的には液肥を販売してごみ収集の経費に当てることができれば」と期待している。

出典:日本海新聞

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