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使い捨てライター:ごみ処理施設で出火 6月から分別収集--名古屋市 /愛知

2010/04/15

環境省

 名古屋市は14日、不燃ごみとして収集していた使い捨てライターなどを、6月1日からガスボンベやスプレー缶と同じ「発火性危険物」として収集すると発表した。

 ごみ収集車の火災が相次ぎ、08年8月にはごみ処理施設、大江破砕工場(名古屋市港区)でごみから出火、完全復旧まで1年かかったため見直した。

 工場火災の出火原因は特定されていないが、破砕過程で高温になった金属から、付近のプラスチックごみや燃料などの液体に引火したとみられている。

 市は不燃ごみのあり方を話し合う第三者検討委員会を設置。検討委は昨年8月にまとめた報告書で、年間約80件の収集車火災を問題視し、「使い捨てライターなど発火の危険性があるごみが不燃ごみに出され、火災事故を招いている」と指摘。ライターなど発火の危険性が高いごみを、発火性危険物として収集するよう求めた。

 これを受けて市は、ライターと、電圧が高く破砕の際に火花が散る恐れがある非充電式リチウム電池、固形燃料の3品目を発火性危険物ごみに追加した。

 従来は、発火性危険物ごみは、不燃ごみと同じ日に週1回回収してきた。だが、スプレー缶やライターを不燃ごみに間違っていれてしまいやすいと判断。発火性危険物ごみは、入れ間違えが起きにくい可燃ごみ(週2回)と同じ日に回収する。

出典:毎日新聞社

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