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鎌倉市リサイクル率  48%で4年連続全国一位に

2009/10/02

ニュース

 環境省が9月に行った全国市町村の2007年度のリサイクル率の発表で、鎌倉市は人口10万人以上50万人未満の市町村の中で一位となった。鎌倉市は4年連続で首位を獲得。全国市町村のリサイクル率が平均20.3%であるのに対し、鎌倉市は47.6%と高く、ごみのおよそ半数がリサイクルされていることが分かった。

 鎌倉市のごみは市民の手によって20品目に分けられる。内容は紙類だけでも「紙パック」「新聞」「雑誌」と細かく分類されているなど、「リサイクルはきちんと区分けしてくれる市民の方の協力があってこそ。高いリサイクル率も市民の方の努力の結果です」と市資源循環課は話す。

 環境省が市町村のリサイクル率を発表したのは2004年度分から。「人口10万人未満」「人口10万人以上50万人未満」「人口50万人以上」と市町村を3つに分け発表している。リサイクル率は人口の少ない市町村ほど高い傾向にあり、鎌倉市は毎年一位の座を維持している。

 2015年度には山崎浄化センターに生ごみ資源化施設「バイオリサイクルセンター(仮称)」が設立されることを受け、同年での目標リサイクル率を約70%と掲げる。

 また、同課では年に6千人から7千人いる鎌倉市への転入者に対して、ごみ分別の指導を行ったり、幼稚園や保育園に出向いて環境教育を行ったりと、リサイクルへの意識向上にも努める。

 市がリサイクルに力を入れ始めたのは96年度から。当時、年7トン出ていたごみを半数の3万5千トンに減らす「ごみ半減計画」を打ち出したことがきっかけ。

 結果、鎌倉市ではリサイクルは進んだ。しかし、発生量では未だ全国平均を上回る。1人が1日に出すごみは約1千グラム、07年度の全国平均は1,089グラムで鎌倉市は1,160グラムと平均より多い。

 資源循環課では「3Rの一つReduce(リデュース:発生抑制)にもあるように一番の目標はごみの量を減らすこと」と「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指す。県内では藤沢市と大和市でごみの有料化が進んでいるが、同課は「鎌倉市では検討段階で未定だ」と話した。

出典:タウンニュース

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