都の廃棄物埋立処分場 環境を学ぶ施設を公開
2009/05/10
環境省
ごみ処理場を見学に来た子どもたちがごみ問題や地球温暖化など幅広く環境問題を学習できる施設が、きょう公開されました。
年間5万人を超える子どもたちが見学に訪れる都の廃棄物埋立処分場の管理事務所内に、4月から環境学習のための施設をリニューアルオープンさせました。きょうは江東区第三砂町小学校の児童らが見学に訪れオープニングセレモニーが行われました。
この施設では実際の展示物に加えて大型スクリーンにさまざまな映像を映し出すことで、より分かりやすく関心を持ってもらおうと工夫されています。また環境に関するクイズも行われ、子どもたちは元気良く手を挙げていました。
東京都環境局の谷上裕さんは「ごみ処分場を見て、ごみを減らしていかねばならないことを実感してもらい、この施設の映像でまた学んでもらい、さらに家に帰ってからお父さんやお母さんにも学習の成果を伝えていただければというのが狙い」と話しています。
都では今後夏休みに親子見学会を実施するなど、できるだけ多くの人たちに来てもらいたいと話しています。
出典:TOKYOMXニュース