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築上町:来年度から、生ごみ分別収集へ 液状堆肥に利用 /福岡

2008/12/19

ニュース

 築上町は、これまで可燃性ごみと一緒に収集していた生ごみを09年度から別に分けて収集する方針を決めた。町は可燃性ごみを固形燃料(RDF)化しており、割高なRDF処理料の抑制とともに、生ごみを液状堆肥(たいひ)に利用する“一石二鳥”の試み。県廃棄物対策課によると、生ごみを分別収集するのは大木町に続いて県内2例目。

 築上町では可燃性ごみ、不燃性ごみ、粗大ごみの大きく分けて3種類に分類して収集している。だが、可燃性ごみを加熱してRDF化するため灯油を年間36万リットル(約2700万円)を使用しており、処理料を押し上げる原因となっている。07年度1年間の可燃性ごみは5000トン、うち生ごみは半分の2500トンとみられるという。

 このため町は、可燃性ごみと水分の多い生ごみを分別してに収集することで、加熱処理料の節減を狙う一方、町内で集めたし尿から製造している液肥への転用にも着目した。生ごみは粉砕して液状化することで液肥に混ぜることが可能で、現在年間8600トンの液肥量を増やす考えだ。

 新川久三町長は「できるだけごみ処理のコストを抑え、液肥としてリサイクルしたい。余った分は堆肥にも回し、循環型のごみ処理につなげたい」と話している。

出典:毎日新聞


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