寄贈:ブリヂストン久留米工場、小学校にサクラ苗木 /福岡
2008/11/05
ニュース
◇「地元の環境活動に」
久留米市のブリヂストン久留米工場(酒寄潔工場長、約1500人)の従業員らが、社内表彰賞金の一部を集めて4日、「小学校にサクラを植えて」と石川集充(なるみつ)・市教育長に目録を手渡した。
同工場は、産業廃棄物を100種類以上に分別しリサイクルする制度を確立したことで社内で表彰され、賞金を地元の環境活動に役立てようと、06年12月から同様のプレゼントを始めた。4回目の今回は合川、大橋など7校が対象で、これまでに寄贈を受けた小学校は46校中21校に上る。
贈呈式は市役所であり、酒寄工場長が「子供たちの環境への意識が育ってくれればうれしい」と目録を手渡すと、石川教育長も「苗木を育てることが、子供たちの心の豊かさにつながる」と感謝した。贈られたサクラは12月に、当該校の出身従業員らと子供たちで植樹する予定。
出典:毎日新聞