プラごみ燃やし熱回収、「サーマルリサイクル」、台東区4割「分からず」
2008/10/21
ニュース
東京都台東区の区政サポーターアンケートで、プラスチックごみを燃やし熱エネルギーを回収する「サーマルリサイクル」について、約四割が「聞いたことはあるが、意味は分からない」「知らない」と答えた。区は十月にサーマルリサイクルを導入し、プラごみや皮革製品を不燃ごみから可燃ごみに切り替えたが、認知度アップが課題と言えそうだ。
調査は八―九月に百八十八人に行い、百七十一人から回答を得た。回答率は九一%。
「知っている」は六二%で、「聞いたことはある」が一七%。一方で「知らない」は二一%だった。広報誌などで見聞きしたことはあるものの、内容をよく知らない区民が少なくない。
サーマルリサイクルをどう思うかについては「埋め立てられるごみが減少してよい」が百十一人(複数回答)で最も多く「プラスチックを燃やしてよいか心配」(同)が八十一人で続いた。「分別方法が楽になる」も七十七人いた。
出典:日本経済新聞