「のび太くん」受注増 納入実績500箇所
2008/10/06
ニュース
eソリューション・サービス(東京・新宿、植田秀樹社長)が販売する省エネ機器、ダブル冷却「のび太くん」(開発元=新菱電気保安協会)が、環境に取り組む企業の関心を集め、受注を増やしている。
同装置は、使用中のエアコンの室外機に追設するだけで冷暖房能力が向上する熱交換器。コンプレッサーの役割をする冷媒凝縮促進装置を搭載しており、コンプレッサーへの負担を軽減。エアコンの冷暖房能力を飛躍的に高めるので、エアコン本体の長寿命化・信頼性の向上につながる。
導入効果は、10~30%の省エネにつながるが、デマンド契約の場合、基本料金が下がり、使用料金は20~30%以上削減可能。一方、省エネ効果は、エアコンの動力の大きさや使用状況などの条件により変わるが、動力が大きくて長い時間稼動させているケースほど効果は大きいという。
追設工事は簡単で停電はない。複数台のエアコンがある場合は1台ずつの工事を実施するため、顧客への影響もないという。
納入実績は現在、約500箇所。業種内訳は、外食店舗が半数以上で工場関係が2割、大手家電量販店が2割となっている。同社の植田秀樹社長は「導入コストは、4年で回収できる範囲。すぐに効果の出るコスト削減方法として提案していきたい」と。
出展:週刊循環経済新聞