県外からの産廃処理問題:県に虚偽報告容疑で、産廃処分場を現場検証 /香川
2008/10/06
ニュース
坂出市川津町の産業廃棄物処理業者「新光開発」が、県外からの産廃処理で県に虚偽の報告をしていた問題で、県警生活環境課は2日、廃棄物処理法違反(虚偽報告)容疑で、同市府中町の同社処分場の現場検証を始めた。ボーリング調査などで10数メートル掘るなどして廃棄物を採取し、事件の全容解明を目指す。
県警などによると、同社は昨年3月中旬から10月中旬、同社処分場に、建築廃材などの産業廃棄物を、トレーラー百数十台分埋め立て処分したにもかかわらず、県に十数台分しか報告せず、残りの報告を怠った疑い。
県警は、今年4月、同社や関係業者など県内外計10カ所を捜索。書類やパソコンなど約600点を押収している。
出展:毎日新聞