明日のために:桑名広域清掃組合のプラ圧縮施設が完成 事業費10億円 /三重
2008/10/02
ニュース
◇1日17トン処理
桑名、いなべ両市と東員、木曽岬両町で作る桑名広域清掃事業組合(管理者、水谷元桑名市長)が建設を進めていたプラスチックごみを再利用するための「プラスチック圧縮梱包(こんぽう)施設」が1日、東員町穴太に完成、関係者ら約50人が出席し起動式が行われた。
新施設は、4市町の一般家庭から出るペットボトルを除くプラスチックごみを圧縮・梱包し、再利用するためリサイクル業者に引き渡すまでの作業を行う。2300平方メートルの敷地に建てられた鉄骨造り2階建て(延べ床面積2610平方メートル)の新施設は、1日17トンの処理能力がある。
式では水谷市長が「循環型社会の一翼を担う最新施設として期待しています」とあいさつ。その後、割れた瓶や陶器片、金属などを取り除いたプラスチックごみが重さ約300キロに圧縮されるまでの行程を見学した。事業費は約10億8000万円。
〔三重版〕
出典:毎日新聞