監査請求:近隣住民5人、県に 村田の産廃処分場ゴミ680トン表出で /宮城
2008/09/23
ニュース
村田町の「竹の内産業廃棄物最終処分場」で、計画がずさんだったため想定外の場所から約680トンのゴミが表出したとして、近隣住民5人が22日、県に対し、計画を委託した業者に調査設計費の全額を返還させるよう求める住民監査請求を行った。
県竹の内産廃処分場対策室によると、6~8月に、ガスの発生を抑えるために同処分場全体で行っている覆土整形工事のうち、高い部分を切り取って低くする切土(きりど)工事部分から、ビニールシートやコンクリート片など約680トンが掘り起こされた。住民側は「悪臭がひどく、安心・安全が確保されていない」としている。同室は「既に仙台市内の最終処分場に搬出済み。環境に影響を及ぼすガスやにおいの発生はない」としている。
出典:毎日新聞