期限切れ食品を肥料化しリサイクル
2008/08/22
ニュース
コンビニエンスストアのデイリーヤマザキは9月1日より、神奈川県内の12店舗から販売期限の切れた食品(食品廃棄物)を回収し、肥料化する取り組みを始めると発表した。食品リサイクルを手がけるアクト・エアと提携する。
2007年12月施行の改正食品リサイクル法や、環境意識の高まりに対応する。デイリーヤマザキは5月より東京都内の一部店舗で食品廃棄物を回収し、家畜の餌に再生利用する「飼料化」を実施しているが、農作物の栽培に再生利用する「肥料化」は同社として初の取り組みという。
デイリーヤマザキの店舗から、アクト・エアが食品廃棄物を回収し、同社の工場で数カ月間かけて発酵させ肥料に加工する。完成した肥料は近隣の農家に供給する。
なお、食品廃棄物の肥料化にはセブン-イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートといった同業他社も取り組んでいる。
出典:日経BPNET