携帯電話のリサイクル、6割が「したことない」
2008/07/31
ニュース
携帯電話を通じたインターネット調査のネットエイジア(東京・港)は29日、携帯電話のリサイクルに関する実態調査をまとめた。それによると携帯電話の買い替え時に、古い端末をリサイクルに出すことは「したことがない」と回答した人が58.2%と6割近くに上ることが分かった。
リサイクルに出さない理由を複数回答で尋ねると「端末に残している写真などをとっておきたい」が54.5%で最も多く、「個人情報の流出が怖い」が41.5%で続いた。通話以外の付加機能を使い、アラーム(目覚まし)やカメラ、アドレス帳として使うという意見も目立った。
調査は7月24日から28日、20―49歳の男女を対象に実施して435人から回答を得た。携帯電話には希少価値のある「レアメタル」が使われており、リサイクルの有用性が指摘されている。
出典:NIKKEI NET