神栖汚染土壌の処理完了――環境省
2008/03/26
ニュース
環境省はこのほど、茨城県神栖市の有機ヒ素化合物による汚染土壌の処理が完了したと発表した。
汚染土等の焼却は2006年12月から07年12月までの約1年間で行われ、掘削除去された土壌など2,162tが処理された。
周辺の大気、土壌調査からも有機ヒ素化合物は検出されなかったことから、同省では同汚染土壌等の処理が適切に終了したとしている。
処理内容によると、汚染源から掘削除去した有機ヒ素化合物による汚染土2,033t、撤去したコンクリート様の塊115t、有機ヒ素化合物による汚染米14tを同市内の鹿島共同再資源化センターで焼却処理した。